『 古希を迎えて 』
OB会 北海道支部 武藤 光一
OB会の皆様 お元気ですか?
私、古希を迎えました。丈夫な身体に産んでくれた親に感謝しています。
さて、9月6日発生した北海道胆振東部地震ですが、震災の経験をお持ちの皆様はどのような
対応をされましたか? この際ですから、私の体験を記させていただきます。
地震発生の時、あわてて私は携帯電話のライトをつけて居間へ行きました。茶箪笥は突っ張り棒で
天井に固定していましたが、開き扉の開封止めはしていなかった為、食器類が10枚ほど飛び出て落下
、破損しました。そして片づける間もなく停電、しかし、ガラス、瀬戸物のかけらが散乱しているため、
危なくて歩けません。 スリッパをはいて、懐中電灯をかざしながら、掃除をしました。
幸いガスと水道が来てましたので、簡単な食事などはとれましたが、困ったのは携帯の充電でした。
幸い、市の施設「えにあす」が、非常電源(ガスコージェネ発電)を装備してましたので、日中の避難所、
携帯充電に対応してくれたのは大変助かりました。 恵庭では各町内会長宅と、もよりの公園に広報無線
を設置していますが、非常電源が装備されていません。そのため、市の情報が全く入らない状態でした。
今後、広報無線を非常電源付に変えることは最優先だと思います。
さて、私も関わっている地域FM放送(武藤は 街角パワー、チャレンジ放送を担当)ですが、
震災の時に60時間地域情報を流し続けました。改めてFM放送が震災に強いことを証明しました。
9月24日には厚真町でボランテイアをしてきました。約170名ほどの方が来ていましたが、
年配から若い方まで、しかも本州からも来ていることにとても感動しました。我々日本人の絆がとても
強いことを再認識したところです。
では、みなさんお元気で!
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