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中部支部                              2019.4.1 有田克己 投稿

           『古希を迎えての近況』         中部支部   有田克己


   早春の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

   私は64歳まで、法人二課(ユニット)にてシニア生活を続け、会社に出勤しなくなってから

  早いもので、あっという間に、もう5年あまりが経ちました。

  おかげさまで、今のところ大きな怪我や病気もなく、大過なく過ごしております。

   自分が70歳になるなんて、想像もつきませんでしたが、まぎれもない現実です。

   元来、趣味と言えるものが無く、お話出来るものが無く苦慮しますので、近況とします。

     当初はカメラの同好会で、撮影会等に出かけていましたが、今は退会し、一人で自由に

  出かけています。

   ずっと続けているのは、朝のウォーキングで毎日約1時間半を近くの東海自然道コース

   を歩き、途中の神社や寺そして公園の四季折々の景色を楽しんでいます。

    毎朝顔なじみの方々との交わす何気ない会話も、楽しみのひとつになっております。

  又本を読む事(ほとんどが小説文庫本)が好きで、月に57冊位は読みますが、情けない事に

  読んだ本の内容がなかなか記憶として残らず、忘れてしまうので、まず手書きで,
タイトル、

  作者、出版元、内容の要点を書き、次にパソコンで表にして打ち込んでいます。

  小説は難しい漢字が多く、今さらながら読み書きが出来ないことに驚かされます。

  本を読むときは、常に辞書を傍に置きながら読む事になっています。

   2016年からは大相撲の年間6場所全ての星取り表(対戦相手、決まり手等)を作成し、

  指を動かしながら、テレビ観戦し、老化(?)防止を図っています。

    出かける時は極力車は使わず、電車、バスを利用しています。幸いにも住んでいる所は

   田舎ですが、10分も歩けば、だいたいの用を足す事が出来ます。又今年の余暇の過ごし方として、

  新たに『裁判の傍聴』を追加して出かけております。

  人によってはあまり良い趣味ではないと思われますが、小説やドラマの非現実的世界から現実的な

  事件や事故のギヤップや被告や原告の心理状況、又検事、弁護人の応酬にも
興味があり、

  法廷では結構ドラマチックな場面に出会う事もあります。

  趣味にするつもりはありませんが、これもひとつの社会勉強として捉え『裁判の傍聴』に出かけて

  います。『広く浅く』をモットーにそんなに退屈もせず、何とか過ごしています。

  とりとめもない話に終始しましたが、残りの人生、健康な間に何か少しづつ、何かに興味や趣味

  らしきもの
(?)を見つけて過ごして行きたいと思います。

  末筆ながら、皆様には一層のご活躍のほどご祈念申し上げます。

              
                            京都・天竜寺

         
                              ウォーキング
   

                  

「あの人は今」    No13