「あの人は今」    No23

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東京支部                               2019.9 新井光雄 投稿
                         「新井は今~」
   今月18日に70歳・古稀を迎えます。

   思い返せば、結婚後間もなく三和シヤッター工業に中途採用で転職入社し、定年退職・シニア社員としてお世話になりました。

     葛飾営業所勤務となり多くの方々にご指導いただきました、未経験業種での営業業務とあって現場での専門用語、採寸、

   営業所に戻ってからの発注とどれ一つとっても馴染みが無く戸惑った事も今では回想シーンの一コマです。

     家庭を持ちガムシャラに仕事をした様に思います。そんな私も年数を重ね新人営業マンから所長、支店長として充実した勤務を

   全うすることが出来ました、偏に上司・同僚・後輩皆々様のお蔭と「感謝」の一言に尽きます。

     現在私は、グループ会社で請負契約者として、販売促進の仕事をさせて頂いています。シニア社員退職後においても

   ”生まれも育ちも葛飾”の私ですので祭好きで、神輿を担ぎ、近年では孫が山車を曳く傍らでの同行が唯一の地域行事への参加です。

   退職後地域の役員等される人もいますが、私にはどうも不向きの様です。

     趣味等とは到底申せませんが、時間のある時は昔懐かしい東映俳優出演の時代劇等を観る事です。健康といえばやはり歳には

   勝てません?以前は病院と無縁でしたが最近は違いますが、幸い健康診断プラス程度の受診内容と若干の投薬で済んでいます。

     『百害あって一利無し』と解っているのですが禁煙出来ぬ意志の弱い私がいるのです。健康の為に軽い運動をすれば良いのですが

   いまだに実績無し、空手に興じ、大阪万博で演武を披露したり、少年野球に夢中になったり、仲間とエレキバンドで町内の祭りに参加

   したり、営業マンとして猛烈に頑張ったりしたあの頃の馬力が無いのです。これが”老い?”

     近年の楽しみは8歳と3歳の男子孫が慕ってくれる事、とりわけ3歳のが「おじいちゃま だぁ~いすき!」なんて抱き付いてくれた時

   にはもう幸せのメーターが振り切れてしまうのです。老いなんて感じてはいられません。元気でいて孫と将棋対決や私発案の手品披露

   でも孫はまだまだ満足してくれるのです。

     OB会のこのコーナーに寄稿の方々は実に多才・多趣味で退職後もご自分を多方面で見事開花させていらっしゃる。感服いたしました。

   退職してもなお「うちの会社・・・」と言ってしまう程三和シヤッター工業を愛しています。

   末筆になりましたが皆様のご多幸を祈念いたします。 失礼いたしました。