「定年後のボランティア」

　早くも喜寿になり時の流れに驚くばかりです、お陰様で現在健康に迎えたことに感謝しています

　６５歳から地元の民生委員の役目を引き受け１２年になりました,お陰様で市長賞・知事賞・

　全国民生委員連合会からも表彰状をいただきました。名誉なことです。

　　今年からは自治会会長に無理やり押されてしまい、会長・班長の拍手

　　に押されて、逃げきれずに、仕方なく受けることになりました。定年退

　　職後、お昼の時間をいかに過ごそうかと思っているところ、三和OB会

　の大森さん・竹田さん二人の誘いで兵庫県の運営する阪神シニアカレッジに通うことになり、

　クラブ活動でマジッククラブに入りました。
　　　　　
　　　　　 　　　　　　　　

　４年生になるころから、ボランティアの誘いがあるようになり、兵庫県と、尼崎市社会福祉協議会のボランティア団体にも登録、老人ホームに、

　幼稚園・自治会の行事にも参加、年間平均３０回のボランティアに参加しています。プロ顔負けの演技？に、拍手喝采が嬉しくて今も続いています。

　　現在はオミクロン株で自粛しています。クラブ活動では、グランドゴルフの誘いがあり、

　年より臭いので逃げていましたが、人数が足らないと、バスが迎えに来ないので、試合

　にならないというので、参加に協力することになり、それが災いか？今ではクラブの幹事

　になっています。意外と面白く夢中になります、以前の幹事も高齢で次々と倒れて、幹事

　は引き受け得ざるになりました。今では、お婆さん、お爺さんの世話役です。

　　三和OB会のゴルフクラブは毎月4組～5組のメンバーが参加で開いています。関西支

　部の活動はこの２年コロナウイルスの関係で出来ていませんが、ゴルフだけは別です、

　ゴルフが出来なくなれば、もうおしまいだ、動けなくなれば、家では厄介者、家事は一切出

　来ないので、家内から嫌われて捨てられるまでです。

　　ゴルフに参加できる喜ぶを感じながら、スコアなど気せずに、皆と一緒にプレーする喜びを感じて、

　　ゴルフの幹事をもう12年しています。この３月で１２２回目のコンペになりました。

　　民生児童委員をしていて、一番残念だったのが、一人暮らし

　　の老人が自宅で亡くなっていたことです、警察官と、鍵が掛

　　かり入れないので、消防隊を呼び開けてもらいました、玄関を

　　入った場所で、トイレのドアが開き、そのまま倒れて亡くなって

　　おられました。警察官は貴重品を探し、玄関にそれを並べて、

　　私が証人となって、写真を撮られました。初めから最後まで４時間のドラマでした。　後日検死では、３日前

　　の夕方に亡くなったそうです、親戚の姪御さんからの電話の御礼もありました。

　　　１００名近くの高齢者の友愛訪問大変な活動です。ボランティアですからお金は頂けませんが、地元活動

　　では無くてはならない大事な活動だと感じています。

　　仕事人間から、地元人間に、近隣を大切にしながら、家族を守り、人の為が自分の幸せと、感じることが、健康長寿の源泉だと思い今日も元気

　　に生きていきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤吉男