「あの人は今」    No73

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東京支部                                 2022.04 堀田依利 投稿
                    卒業後の近況ご報告

 コンニチハ、今年の6月で76歳になります。    

  60歳で定年退職し、10年間をハローワーク新宿の非常勤職員として働きました。

  仕事は障害者雇用の推進でした。担当エリアの企業を訪問して障害者を法的数まで

  雇用するようお願いする仕事です。


   40
歳後半から始めたキノコの観察会、勉強会には月2,3回参加していました。

  キノコを見つけ、名前や食べられるかどうかを知り、チ-ムメンバ-と楽しく語らいました。


   70歳頃に板橋区で開催されたボランティア研修に参加して「ニリンソウを保存する会」に

  入会しました。板橋区内の赤塚公園は、都内でニリンソウが自生している大切な場所です。

  月数回の活動で、下草刈りなど手入れをしています。
また同時に赤塚公園での植物観察

  チ-ムにも参加しています。悩みは植物の名前が覚えられないこと、他の人と比べるととて

  も劣っています。現在は人と比べない、昨日の自分と比べることと頭に叩き込んでいます。

   家庭では妻に頭が上がりません(最初からですが)。妻は持病がありますが、朗読や絵本の読み聞かせで外出し、家では常にパソ

  コンに向かっています。強制的に朗読を聞かされることもあります。
 
  先日、築地本願寺へ立ち寄ったとき、門前にこんな文字が書かれたカ-ドありました。

  一枚持ち帰りました。


     『幸せだから感謝するのではない、感謝できることが幸せなのだ』 

  うん、なるほどと思った次第。